ニュージーランドは美しい景色の宝庫
南西太平洋のオセアニア、ポリネシアに位置するニュージーランドは島国です。
二つの主要な島といくつかの小さい島々からなる立憲君主制国家です。
イギリス連邦加盟国であり、英連邦王国の一国とされています。
キーウイという飛べない鳥がいる事、夏は涼しく、冬強烈な寒波が襲うという事もない地域で、1年中穏やかな気候です。
ただ北島、南島には多くのスキー場があり、世界各国からスキーヤーが訪れる場所でもあります。
キウイをはじめとする固有種が多い事でも知られています。
南島とスチュアート島は、大陸からその昔切り離されて孤立したという歴史があり、独特の生態系を見ることができます。
実は蝙蝠類や、クジラ類などの哺乳類を欠くという状態だったことで、通常陸生哺乳類が担うべきところを鳥類が埋めているという適応放散の地です。
絶滅してしまった鳥、巨鳥モア、キーウイにフクロウオウム、さらにタカなど飛べない鳥がいる面白い生態系がみられるという事もこの国の特徴です。
ロトルア、ワイオタプ・サーマル・ワンダーランドという観光スポット
ロトルアから南に27キロほど行くと、タウポ火山地帯と呼ばれるなんかに、ワイオタプ・サーマル・ワンダーランドという観光スポットがあります。
ここは、広大な地熱地帯となっていて、火山活動によってつくられた珍しい地です。
地形が非常に変わっていて、さらにオレンジ色をしているシャンパンプールや、濃い黄緑色をした不気味な悪魔風呂など、非常にカラフルな温泉があります。
ここはウォーキングコースもあり、歩いて楽しむこともできるため、観光客も多いです。
またこのコースから少し離れた場所には、20mも吹き上がる間欠泉が存在しています。
大迫力です。
タウポ湖を水源とするワイカト川の滝「フカ・フォール」
人気の観光スポット、ワイカト川の滝、フカ・フォールも観光客に大人気です。
この滝の水源はタウポ湖で、そこからワイカト川につながり青く澄んだ水が滝となって流れ落ちます。
10m幅の滝で、その上毎秒230トンもの水が滝つぼに落ちるので、高低差はそれほどありませんが、圧倒的な迫力で迫ってきます。
この滝、水の色が本当に美しく吸い込まれそうになってしまうほどです。
ニュージーランドを象徴する場所
クライストチャーチ大聖堂、さらに西側に位置するハグレー公園はニュージーランドを代表する場所です。
ここの大聖堂は、美しく輝くステンドグラスが有名で、その他細かく彫られた彫刻品も非常に美しいです。
ここは今でも宗教の儀式等に利用されますし、何かの会場としても利用されています。
ハグレー公園はクライストチャーチ大聖堂の西に在ります。
広さは世界3位を誇り、北と南に分かれています。
植物園、ゴルフコースなどは北公園に、その他スポーツ施設は南公園にあります。
みどりが美しい公園内は、近くに暮らす人たち、またここを訪れる観光客の憩いの場所として憩いの場所となっています。