シンガポール

常夏で安全なシンガポール

赤道直下にあり、年間暑い日が続くのがシンガポールでしょう。
観光大国としても知られており、とても安全な国として知られています。

国土は本当に小さい島国ですが、経済的にも世界で有数の国でもあるのです。
どことなく日本にも通じる部分を感じたりすることがあります。

ですが、日本人はあまりシンガポールを知らなかったりもするでしょう。
マーライオンだけがシンガポールではないのです。

多民族が入り組む

本当に小さな島国であるシンガポールですが、さまざまな国籍の人が住んでおり、多民族国家を形成しています。
そのなかで、東南アジアの空港としては最大級のチャンギ空港を抱え、アジアの金融にとって重要なポイントとなるマリーナエリアも抱えているのです。
経済的にも重要視されており、小さな島であっても、大きな存在感を持っています。

多民族国家を形成しているため、言語もいろいろ飛び交います。
基本はマレー語であり公用語になっているのですが、マレーシアと同様に英語と中国語、タミル語も指定されているのです。
その言葉が入りまじってくるため、慣れないといったい何語なのかもわからなかったりします。

町中の看板を見たりするとわかりますが、大体4か国語でかかれていることが普通です。
独自の言葉で書かれたりすることもありますし、ほかにもアラブ語が混じることもありますので、いったい何だかわからないことも多いでしょう。

自然はほとんどなし

お隣のマレーシアは、とても自然と融合した国です。
しかし、シンガポールの場合、自然はほとんどありません。

山がないということも重要で、最大の山はブキティマ・ヒルと呼ばれている丘であり、その標高はわずか163mなのですから、自然がないというのもわかるでしょう。
ただし、ヤシの木だけはたくさん見ることができます。

ガムは罰金

治安ということで見ると、シンガポールは世界でも安全に旅行ができる国とされています。
犯罪発生率は日本よりも低く、取り締まりも非常に厳しいことで知られているのです。
ですが、何も日本より安全であるというわけではありません。

日本の安全の常識は、海外に出れば非常識です。
油断をすれば犯罪に巻き込まれてしまう可能性は、常にあるということを忘れてはいけないでしょう。
ただし、観光ということで考えれば、ほとんど問題はありません。

それだけに、ほかの国には見られない制度もあります。
ガムの持ち込みが禁止で罰金もあるというのもその一つですので、初めて行く場合にはよく注意して訪れなければいけない国でもあるのです。