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ボリビア

ボリビア、日本人に注目してほしい美しい街

ボリビアといっても日本人にはあまりなじみがないかもしれません。
日本の裏側に位置する国ですが、手つかずの大自然が残っている美しい国です。
チチカカ湖というと聞いたことがあると思う方もいると思いますが、その他、ウユニ湖などの観光スポットが非常に多い国です。

首都はスクレという町ですが、事実上、スクレではなくラ・パスという町が首都だといわれています。
海抜3650メートルという位置にある町は世界でも最も高知に存在する街で、その景色は斜面にとてつもない数の住宅、ビルが並び、非常に不思議な景色を見せてくれます。

世界一危険、危険すぎるユンガスの道

ボリビアの事実上の首都、ラ・パスから北東に向かうとユンガス地方に向かう山岳道路があります。
この道路、切り立つ岸壁に取り付けられている部分が非常に長く、ここを通る車が岸壁から落ちるなど、頻繁に事故が起こったことで、別名、死の道路とも呼ばれています。

1930年代、チャコ戦争の中、パラグアイ人の捕虜の方々が開設されたという道路です。
ボリビア北部とアマゾン森林地帯、大都市ラ・パスをつなぐ数少ない道路として、使うしかなかった道路です。

余りにも事故が頻発する道路であるため、1998年、国道3号線として新しい道路が北へ迂回しました。
現在はカラナビまで2車線幅の舗装が進んでいます。
しかし観光地として、またダウンヒルを楽しむマウンテンバイク愛好者が、この恐怖の道を楽しんでいます。

マディディ国立公園は生物の宝庫

ラ・パスにあるマディディ国立公園は、固有種の植物相や動物相を保護するため、国立となりました。
ボリビアの多くの生態系がここにあり、生物の宝庫と呼ばれています。

世界的に重要視されている地域で、アンデス山脈のつ埋めたい機構、低地の温暖気候まで様々な気候を有するこの地域内には、6000種もの植物、156種の哺乳類、さらに1100種もの鳥類が生息しているといわれています。

大自然がそのまま残っているようなイメージの国立公園は、まさしく熱帯という雰囲気があり、美しくあでやかな鳥類などを目にすることもできます。

プレ・インカ期の遺跡のある場所

インカ帝国以前の時代、プレ・インカ期の遺跡が残るティワナクは、後に誕生するインカ文明と同様に文字を持たない文化だったため、その詳細がわかっていません。
残念なことに遺跡のほとんどが破壊されてしまったという事で、一部復元したものの、今は昔の面影を無くしています。

しかし、その昔ここに大きな文明があったという事を現代に知らせてくれる遺跡です。
宗教的巡礼地として利用されてきたこの場所、ボリビアに行く機会には足を延ばしてみたい遺跡です。

ウユニ塩湖はコマーシャルでおなじみ

コマーシャルにもたびたび登場するウユニ塩湖は、世界で最も平らな場所として知られています。
塩湖全体高低差がたった50cmといいます。

標高3700m、南北約100キロ、東西約250キロ、面積は110000キロ平方メートルという広大な塩湖です。
岐阜県と同じくらいの大きさというと、イメージしやすいでしょうか。

アンデス山脈が固定から隆起した際、たくさんの海水が山の上に残った、そこで、広大な塩湖が出来たとされています。
ただただ続く潮の湖は、空の青、雲を映してどちらが地上なのかわからなくなる絶景を見せてくれます。