ハワイ

日本人が大好きなハワイ

日本人が大好きな国の一つとして、ハワイがあるでしょう。
海外旅行先としては、断トツのトップの地域であり、多くの日本人が余暇を過ごしています。

ハワイには、8つの大きな島と、100にも及ぶ小さな小島から成り立っており、有名なところはハワイ島、マウイ島、オアフ島、カウアイ島でしょう。
アメリカの1州ではありますが、島だけで成立しているのはハワイ州だけです。
熱帯性気候であり、年中過ごしやすい地域で冬と呼べるような季節は存在しません。

ハワイの歴史

ハワイといえば、独特な文化形成が重要です。
もともとはアメリカの領土ではなく、ハワイ王国が存在しました。
そのため、アメリカ領土ではありますが、独特の文化を持っています。

そんなハワイですが、18世紀を過ぎ、19世紀に入ると、各国がハワイの領土権をめぐり抗争を繰り返していくのです。
その中で、アメリカの領土化を恐れたハワイ国王は、訪日した際に明治天皇と会見し、移民協定を結ぶとともに、日本の一部として連邦制まで提案したといわれています。

ですが、日本としてもアメリカとの関係があり、成立することはなかったのです。
あまり知られてはいませんが、それだけ距離の近い国でもあったといえるでしょう。

1895年には、ハワイの女王であったリリウオカラニ女王が廃位され、アメリカに併合されていきます。
それだけ、ハワイは地政学上重要な拠点なのであり、太平洋を支配しようと考えていたアメリカにはなくてはならない土地であったといえるでしょう。

ハワイの時間

ハワイはアメリカの中でも、ハワイ標準時を使っています。
グリニッジ標準時からマイナス10時間で、夏時間の時には+1時間することになるのです。
日本との時差は、19時間で日付変更線も超えることには注意が必要でしょう。

日本からハワイに行く人が多いのは、観光や短期商用で90日以内であればビザが要らないというところが重要です。
電子渡航認証システムの認証が必要ですが、それだけ観光地化しており、商業にも特化しているところがうかがえます。

ハワイでの暮らし

税金・チップ

ハワイにも日本と同様に税金があり、食事や買い物をすると売上税として4.166%かかり、オアフ島のみ少し税率が高く、4.712%加算されます。
この州税のほかにも、ホテルには9.25%のホテル税という税金も発生します。

アメリカの州ですので、チップの習慣があることも忘れてはいけません。
レストランやタクシーでは15%が標準です。

ポーターやベルボーイには、1つの荷物や1回のサービスで$1程度が目安となります。
レストランの場合には、個別に渡すのではなく、加算されていることもありますので、支払いの前に確認しておくといいでしょう。

電圧

ハワイの電圧は、基本的に日本とコンセントのプラグが一緒なので、スマホやカメラの充電の場合は変圧器などを使うことなく充電などが可能です。

ただし、ドライヤーやヘアアイロンなどの電化製品は、日本の製品をそのまま使うと電圧の関係で故障してしまう場合があるので、変圧器を用意して使うようにしましょう。
もし不安であれば、今は海外電圧に対応した電化製品が多く売られているので、そういったものを使うと安心ですよ。

中には安く済ませようとして100円ショップなどの充電ケーブルなどを持っていく人もいますが、バッテリーの不具合を回避するためにも純正のケーブルを使用するようにしましょう。

ハワイで結婚式

ハワイは海外挙式の場所としても人気が高く、綺麗なビーチや観光スポットも多いため、ハネムーンのついでにビーチフォト撮影を行ったり、教会やチャペルで挙式をしたりできるプランを打ち出している会社もあるくらいです。

実は日本国内で挙式を行うよりも、少人数や家族のみであれば海外で挙式を行ったほうが安くなる場合もあり、近年盛大に結婚式を挙げるカップルが少なくなっていることも要因の一つでしょう。
新郎新婦だけであれば、10万円を切る格安海外挙式を行えるプランなどもあり、結婚式自体諦めていたけれどやっぱりドレスを着たい!という女性は検討してみてはいかがでしょうか。