インド

世界でも有数の成長をしているインド

世界の中で、強烈な勢いで経済成長しているのがインドです。
BRICsと呼ばれることがありますが、ブラジル、ロシア、中国、南アフリカと並び新たな経済発展をしている国として区分されることがあります。

驚異的な発展を支えているポイントとして、IT産業があります。
情報技術の拡大はすさまじく、50%の成長率を記録していたと気さえあるのです。
今でも20%は成長しているといわれており、インドの一大産業となっています。

アメリカが夜の時に、インドは昼間であるということもあるでしょう。
シームレスなITの世界を支えるということでは、絶好の立地にあったというところも重要なのです。
しかし、電気は安定せず、停電することもよくあることは、大きな問題点にもなっています。

ヒンドゥー教が大きな影響を与える国

日本人からすると、インドはとても不思議な国であると考えていることでしょう。
あまりなじみのないヒンドゥー教の国であるというところが、とても大きな意味を持っています。
8割がヒンドゥー教徒の国ですが、カースト制度を受け継いでインドの社会を形成しているともいえるのです。

このヒンドゥー教は、多神教であり、多くの髪が存在します。
独特の解釈をする宗教でもあり、身分や職業どころか、生まれたときから階級が定められたりするのです。
近年では、あまり表に出なくはなってきてはいますが、こうしたカースト制度はインド社会に大きな影響を与えていることは間違いありません。

インドといえば、世界2位の人口を抱えていることも重要です。
人口構成がピラミッド型になっており、経済を支える若者が多いところが特徴でしょう。

インド独特の食事

インドといえば、忘れてはいけないのが食事です。
カレーを食べると日本人は思いますが、カレーは香辛料を使った煮込みであり、総称であると思ったほうがいいでしょう。
カレーといっても特別ではなく、普段食になるのです。

ヒンドゥー教の教えもあり、多くの人は牛肉を食べません。
ベジタリアンも多く、魚も食べないことが多いのです。
気を付けておかなければいけないのは、魚だけではなく海産物もベジタリアンの人からすれば禁忌するものになるということでしょう。

ただし、若者の中にはあまり気にしない人も増えてきています。
それでも、ファストフードにはベジメニューとノンベジメニューがあったりするのです。