スイス

アルプスが美しいスイス

国の中に中央アルプスがあり、世界でも有数の風景を持っているのがスイスです。
大きな国ではなく、九州よりちょっと大きなぐらいの土地しかありません。
外国人比率が高いことでも知られており、20%を超えるとも言われています。

とにかく美しい国であり、国全体の標高も高く、山をいだいた国であるともいえるでしょう。
盛んにCMでも見かけるようになったアルプスの少女ハイジは、スイスの話です。

マッターホルンの美しい姿

数々の名峰が迎えてくれるスイスですが、その中でも有名なのはマッターホルンでしょう。
スイス南部に位置している独立峰で、イタリアとの国境にあります。
四角錐をしており、日本では見ることのできないような斜面を持っているのです。

マッターホルンの場合、何も上るだけではありません。
ロープウェイを使って、富士山よりも標高が高い地点で眺めることができたりします。

そんなマッターホルンの姿の中でも、最も美しい姿を見ることができるといわれているのが、スネガ展望台でしょう。
ツェルマットの街から3分で到着することができる場所で、とても美しい姿を見ることができるのです。

4つの言語を持つ

日本人も憧れの強いスイスですが、4つの言語を持っている国でもあります。
公用語としてよく使われるのはドイツ語で、スイスドイツ語として区別されますが、日本で言うところの方言といったところです。
ニュースなどに関しては、標準とされている高地ドイツ語を使いますが、なぜか天気予報だけはスイスドイツ語だったりします。

西武でよく使われているのが、フランス語になります。
ドイツ語について話されることも多く、標準のフランス語とほとんど変わりません。

次に多いのがイタリア語です。
南の国境が接していることもありますが、ちょっと系統が異なりチィチーノ語とよばれたりすることもあります。

4つ目で最も少ない言葉ですが、公用語として指定されているのがロマン主語でしょう。
南東部のごく一部で使われている言語ですが、だんだんと使う人がいなくなってきており、絶滅するとも言われています。

永世中立国という意味

スイスといえば、永世中立国という言葉でしょう。
戦争が起きても、圏外に立つことを宣言している国という意味があります。
つまり中立です。

ですが、スイスは黙って永世中立国として位置しているわけではなく、武力中立とも言われます。
もしも、脅威にさらされることがあれば、自国の力で排除するだけの力を持っているところが大きなポイントでしょう。
そのため、平和主義でもなく、非武装国家でもありません。