ロストバゲージとは

空港についたら荷物がない!

日本国内だけを旅行していたりすると、荷物がなくなるということはまずないでしょう。
飛行機を使っても同じことです。
ところが、海外旅行に出てみると、自分の荷物が出てこないということが起きるのです。

後から出てくることを、ディレイドバゲージと呼びますが、発見できずに紛失扱いになることまで含め、ロストバゲージと呼ばれています。
ほかの便に間違って入ってしまったり、降ろし忘れたりすることも起きますが、信じられないことにほかの旅行者に渡してしまうことだってあるのです。
手続きの問題があったりすることもありますが、必ず起きる可能性があることだと覚悟しなければいけません。

かなりの確率で起きるロストバゲージ

日本人の感覚からすれば、ロストバゲージは起きることはありえないと思うでしょう。
海外に出かけても、自分には起きるはずはないと思うのです。
ところが、そっくり荷物が消えてしまうようなことは、珍しいことではありません。

アメリカなど先進国では起きないことだと勘違いする人もいますが、国はあまり関係ないでしょう。
かなりの人が、世界各地で被害にあっていることなのです。

冗談のような話ですが、積み忘れられてしまっていたりすることもあります。
デジタル管理しているのにもかかわらず、荷物が消えてしまうことがあるのです。

大体の場合には、後から発見されて送られてくるものなのですが、間違って渡されていたりすれば、二度と出てくることはないでしょう。
そこまで親切な人は、そうはいないからです。

海外旅行保険をかけておくこと

ロストバゲージに遭うと、かなり焦ることは間違いありません。
着替えから何から手元になくなってしまうからです。
旅行どころではなくなってしまうことも少なくなく、行程すら影響を受けることになるでしょう。

もしも、ロストバゲージにあったら、航空会社のスタッフに連絡します。
引換証や半券などを用意し、報告書を作成することになります。
どんなところに滞在するのかも伝え、見つかり次第送ってくれるように、はっきりと伝えておかなければいけません。

はっきり伝えるということが重要です。
あいまいな状態にすれば、発見されても手元には戻ってこないでしょう。

航空会社に対する費用請求も大切です。
必要なものの購入費はすべて請求するつもりでいなければいけません。

ですが、あらかじめ用意されていたセットなどを渡して済まそうとすることもありますので、不安なことや不明な点をはっきりと質問し解決させておきましょう。
日本ではありませんから、はっきりと伝え、うやむやにされないようにすることが大切です。

ディレイで後から出てくればいいのですが、最悪は本当にロストになってしまいます。
この場合、重さで換金になり、補償金額を決めることになりますので、わずかな金額が返ってきて終わりになることも珍しくありません。
だからこそ、海外旅行保険をかけておくことが大切になってくるのです。